WMFはドイツのキッチン用品メーカーで、創業160年以上、シンプルさを追求したモダンなデザインと長い伝統と高い技術力を評価されドイツでは認知度No.1ブランドです。
日本への輸入は全体的に少ないですが、WMF(ヴェーエムエフ)はティファールと同じ「株式会社グループセブ ジャパン」が輸入販売しているので日本でも入手することができるんです!
今回はそんなWMFの歴史とおすすめポイントをお伝えします。
ではまずWMFの歴史からお伝えしていきますね!
WMFの歴史
1853年、WMFはDaniel Straubが前身会社を設立し、1880年に別会社と合併してWMFになりました。
1927年にWMF最初の圧力鍋「Sicomatic」と外食産業向けのコーヒーマシンの生産を開始。
コーヒーマシンの使いやすさとスピードは特に革新的だったため、世界中で瞬く間にシェアを広げていきます。
あまり知られていないけど、日本でもお店で使用されているよ。
この時期にWMFが独自開発した「Cromargan」というステンレス素材は錆に強く独特の輝きを持ち、WMFが販売する商品のほぼ全てのステンレスをこのCromarganを使用して多くの賞を受賞しています。
1998年に「silit」をWMFグループに統合、2016年にグループセブに吸収され「ティファール」や「ラゴスティーナ」と同じ傘下に入ります。
筆者も驚いたけど「ティファール」「ラゴスティーナ」「シリット」といった海外キッチンメーカーはセブジャパンが販売しているみたい。
以上がWMFの簡単な歴史紹介です。
筆者としてはグループセブの守備範囲の広さに驚いたというのが本音です。
さて、次はWMFの圧力鍋の紹介をしていきます!
良いところ・メリット
①ワンタッチでハンドル分解ができる
他商品の多くは着脱できない、もしくはねじ締めタイプのハンドルが多くお手入れにひと手間必要ですが、
WMFの圧力鍋はワンタッチで着脱できるのでいつでも清潔に保てます。
②調理中の音が静か
WMFの圧力鍋はスプリング式で、錘式の圧力鍋と比べて加圧中に音がほとんどしません。
③急速減圧機能がある
調味料を入れ忘れたときなど、調理を初めた後に一旦圧を抜きたい時ってありますよね。
通常は圧が抜けるまで10~20分ほど放置する必要がありますが、WMFの圧力鍋なら好きなタイミングで圧を抜くことができます。
④シンプルでおしゃれ
自分がおしゃれな鍋を使いこなして料理して、喜んでくれる人を想像してみてください。
どうでしょう、なんだかそれだけで幸せで楽しい気分になってきませんか?
WMFは世界の優秀なデザイナーを起用しておりデザイン性とインテリア性は非常に高く、
独自開発のステンレスを使用することで汚れにも強く美しい状態を保つことができます。
気になるところ・デメリット
①底面3層で全面多層に比べ保温性は劣る
ティファールと同様に底面多層構造になっており、全面多層に比べて保温性は劣ります。
※底面多層のメリットもありますので一概に「全面多層のほうが良い!」というわけではありません。
②パーツの入手は可能だがハンドル部の金額が高い
公式サイトでもネット通販でも部品を入手することは可能ですが、ハンドル部分の金額が高いです。(ハンドル12000円程度)
理由としてはスプリング式はハンドル部分に機構が組み込まれているので、どうしても金額が高くなってしまいます。
※そのほか消耗品は大きな乖離は無いようです
まとめ
おすすめポイント
①ワンタッチでハンドル分解ができて気軽に清掃でき、清潔な状態を保ちやすい
②スプリング式採用で調理中の音が静か
③調味料の入れ忘れ時などに便利な「急速減圧機能」がある
④シンプルでおしゃれで、普段の料理が楽しくなる!
注意ポイント
①底面3層で全面多層に比べ保温性は劣る
②パーツの入手は可能だがハンドル部の金額が高い(スプリング式は共通して高い)
WMFの圧力鍋はモダンなデザインと、物つくりの国ドイツらしい「質実剛健」さがおすすめの鍋です。
利用者の口コミでは特に「手入れのしやすさ」「洗い安さ」「静かさ」を強調する声が多く、シンプルでおしゃれ、かつ使いやすい鍋をお探しの方におススメです。
是非WMFの圧力鍋を手に入れて、普段の料理でも余裕を持った「丁寧な暮らし」をお楽しみください^^